日本の磁器400年の歴史を偲ぶ町

日本の磁器発祥の地、有田町は佐賀県が世界に誇る焼き物「有田焼」の産地。江戸時代後期から昭和初期の焼き物店などが並ぶ「内山地区の重要伝統的建造物群保存地区」、古くからの窯元が残る「黒牟田・応法地区」「古窯群と佐賀県立九州磁器文化館」などの文化施設群で構成された文化的景観は、後世に残したい「日本の２０世紀遺産」にも選ばれています。一帯は１７世紀初頭の磁器原料の発見から窯業の町として栄え、周辺には産業を支えた近代窯業関連施設もあり、ノスタルジックな街の景観を形成しています。